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愛知県名古屋市の物件をホームインスペクション(建物調査)致しました。

愛知県名古屋市の物件をホームインスペクション(建物調査)致しました。

調査日   2023年4月4日
構造 軽量鉄骨
階数 3階建て
延べ面積 455㎡
建築年数 1年


<大手ハウスメーカーの新築工事関する調査>
依頼者から大手ハウスメーカーを信頼して新築工事を依頼したが、入居以降その建物に多くの異常があり、その原因や改修方法の提案の基礎となる調査を依頼された。


調査内容:
①地下鉄の振動
②地下鉄の音の反響
③汚水パイプの逆流
④駐車できない1階屋内ガレージ

調査方法:
①目視
②振動調査
③排水パイプの掘削調査

調査結果:
設計をするうえで存在している多くのミスを確認した。
①設計する前に地下鉄の振動や音について同社の基準建物構造だけで設音や振動を削減できるかどうかの下調べができていない。
②下水配管の高さ設定を間違えて設計したために、排水パイプが逆勾配になり、汚水が流れず詰まる構造となっていた。


<結論>
*大手ハウスメーカーの建材は規格製品である。しかし建築場所はその場所ごとに条件が大きく異なる。一律の説系だけでは問題が発生する可能性は大きい。
ハウスメーカーの設計者は今回のような特殊な条件(地下鉄)下での予想される現象を把握できない、もしくはしない。それは規格製品が故のメーカーの大弱点である。
音は難しい問題である、施主にとっては一生それと付き合うことになる。説傾斜にそういった特別な配慮がなかったと言い切れる。

*下水については論外な結果である。

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調査費用 基本調査費+専門業者による音と振動調査+鑑定書作成

調査面積 455㎡
¥990,000(消費税込み)