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京都市右京区の木造住宅をホームインスペクション(建物調査)しました

京都市右京区の木造住宅をホームインスペクション(建物調査)しました

調査日   2023年1月5日
構造 木造2階建て    135㎡
建築年数 新築工事中


<新築工事中の工程及び欠陥調査>
現状:
①隣地に対して悪影響が及ぶ掘削がある
②配置計画が悪く雨水処理がうまくいかない
③配置計画が悪く道路との高低差が小さすぎて、大雨時に道路からの雨水侵入が懸念される。

調査内容:
①工程のミスの確認
②配置計画の確認
③地盤調査内容の確認
④隣地境界線上の作業内容の確認
⑤現地周辺が受けた過去の災害(特に水害)

調査結果:
①隣地に対して土の崩壊を防ぐ補強をしていない。
②廃止計画のミスのより、日射量の大きな減少、及び隣家への影の影響を
考慮していない。
③地盤調査内容が最低限の強度ぎりぎりのため、沈下などの影響が懸念される。
④35年前に水害が起こり当該周辺も床下浸水が起こった。


<結論>
*敷地計画は計画の一番最初に行う重要な計画。地盤調査はもちろん、隣家には日射量の配慮、排気計画、騒音計画などがあげられる。また、過去の災害についても、その土地の環境(道路との高低差など)に配慮する必要がある。これらのことを踏まえて、GL設定、平面計画、立面計画、配置計画が総合的に同時進行で行わなければならない。当該敷地はそれらが実行できていない敷地となった。

個人情報保護のため、また案件が重大なものであるために写真は掲載しておりません。


調査費用
特殊調査のため費用産出は一式(135㎡)
¥990,000